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ウェブサイト完成までの道のり

2020年9月。
私はお世話になっているモンブランの竹田さんに呼び出されこう言われました。

「ハマチカさんの自社サイトを作りましょう!」

やんわりと、そして明らかに真剣(マジ)トーンの「自社サイト作りましょう」。
開業後すぐにドメインを取ったものの「自社サイト制作」へのやる気は消えてしまい、名刺に載せているURLはアクセスしても何も出てこないような状態でフリーランス2年目を迎えようとしていました。(うぅ…ごめんなさいごめんなさい)
もう色々めんどくさいのでPinterestに制作実績をあげる有り様。
しかしウェブのスペシャリスト竹田さんが伴走してくれるなら…と石うす並みに重かった私の腰もスィ〜っと持ち上がりました。


URLを堂々と表記して「まだ出来てないんです〜」で逃げていました

次こそはやってやる!やってやろうじゃないの!
私の気持ちは蒸気機関車のようにたぎっていました。
そんな意気込みの中、まず今回ウェブを制作する上でテーマを決めました。

それは
「3年後どうなってたいか?」

ん〜なんともムズがゆいテーマ…
今まで生きててまともに3年先なんかまともに考えたこともないのに?
しかもそれって結構恥ずかしくなるやつじゃないですか?
さっきまで蒸気機関車のようにたぎっていたはずの私の心はすぐに沈下しそうになり、このテーマに四苦八苦しました。

3ヶ月後、僕の「3年後どうなってたいか?」の答えはコチラです。
・事務所を持つ
・社員を雇用する
・生活を豊かにする
・遊び心を忘れない
・沢山の仲間と仕事をする
・作業するだけの仕事からの脱却
・九州で活動できるデザイナーになる
・自分より会社名が前に出るような存在にする

お〜。やっぱり照れくさいですね。。。
けれど「背伸びしてる自分に3年で少しでも追いつく」ことがこのテーマの答えでありコンセプトなのかなぁと思いました。このテーマを実現するようなウェブサイト作りとは何なのか?私はわくわくしながら竹田さんにアドバイスをもらいながらウェブデザインの実制作を開始しました。
制作していく上でフリーランスデザイナーは一人壁打ち状態が多いのでアドバイスを頂けることが本当にありがたい存在です(私もそうなれるようもっと精進しなければ…)
仕事の合間を見ながら約5ヶ月かけて16ページのデザイン作業が完了。

サイトで気を使ったところ
●どういった制作づくりを心がけているのか?を伝える
→制作実績だけを載せることは控え、文章でコンセプトや制作過程を伝える
●遊び心を忘れない
→名刺にもデザインしてるように四隅の一片を角丸にするアクセントは「どの仕事でも必ず一つ面白いところを見つける」という意味
●沢山の仲間と仕事をする
→将来の自分、等身大の自分を動画で表現

制作がある程度見えてきたところから「動画を入れたい」「サイトはこう動いて欲しい」などもイメージも踏襲し、普段お世話になっている人からはじめましての人にまでご協力してもらい納得できるウェブサイトが完成しました。


特にコーディング時には細かく動きまで指示をお願いしました

サイトを見返すとやっぱり照れくさいですが、心の中にあった自分の制作する姿勢や考え方などを外に出すことで自分の仕事に対する覚悟が生まれたような気がしました。
3年後5年後自分がそこに見合えるようひたむきに、みなさんに力を借りながら精進するしかないと思っています。

ディレクションで後ろから押してくれた竹田さん、協力してくれたみなさま本当にありがとうございました。

【スタッフリスト】
ディレクター/竹田京司(モンブラン)
文章/清原薫子・福永あずさ
撮影/山口亜希子
動画/ジャンプ力に定評のある前田
フロントエンドエンジニア/松高泰市(RENDAN)


(写真右が竹田さん)※顔が小さく見えるようにギリギリまで下がって撮影してもらいました